【Excel】R1C1形式への切り替えマクロをクイックアクセスツールバーに追加する

【Excel】R1C1形式への切り替えマクロをクイックアクセスツールバーに追加する

VBAでCells(row,col)を使うときの列表記について、悩んだことはありませんか?1操作でR1C1形式になれば、ひーふーみと数えなくて済むのにと。

逆に通常のExcel集計時はA1形式の方が良かったりします。ExcelオプションにあるチェックをON/OFFすればいいだけの話ですが、都度変更するのはちょっと面倒だったりします。

ということで、クイックアクセスツールバーにR1C1形式切り替えボタンを設置してしまいたいと思います。

nojo

1回やっておけばあとが楽ですよ。ご一緒に設定いかがですか?

目次

R1C1形式とA1形式の見た目比較

改めて両者の見た目について確認していきます。列の表記にご注目下さい。

Excel_R1C1形式
R1C1形式・・・列が番号表示
Excel_A1形式
A1形式・・・列がアルファベット表記

なかにはオプションで設定したつもりがないのに、R1C1形式になっちまってお困りの方がおられるかもしれません。そのような方のために、サクッとオプションで変更する方法も載せておきます。

オプションでR1C1形式を解除する方法

Excelを起動後、アクセスキー:[Alt] → [T] → [O] の順番にキーを押してオプションを開きます。

Excelオプション
Excelオプション

あとは、以下3操作を行うだけです。

  1. 左メニューの【数式】をクリック
  2. R1C1参照形式を使用する】のチェックOFF
  3. OK」ボタンをクリック

R1C1形式への切り替えマクロ作成方法

某プログラマのメモ帳さんのソースをお借りしております。アドイン作成とクイックツールバーに追加する点は模倣ですが、ここでは他のExcelファイルを開いたときに問題なく実行できるよう、自分のデジタル署名を付け、信頼元に設定していきたいと思います。

デジタル署名の作成

nojo

できるだけ短いプロセスで完了できるよう、デジタル署名から作成していきます。

STEP
タスクマネージャーを起動する

[Ctrl] + [Alt] + [Delete]を押して、タスクマネージャーを起動します。

Microsoft Excel右クリック>【ファイルの場所を開く】クリックします。

タスクマネージャー
タスクマネージャー(※簡易表示の場合は、詳細表示に切り替えましょう)
STEP
SELFCERT.EXEを起動する

MicrosoftOfficeの保存場所が開きます。【SELFCERT.EXE】を探してダブルクリックして下さい。

MicrosoftOfficeの保存場所(ローカルウィンドウ)
※通常はアルファベット順に並んでいます
STEP
証明書の名前を設定する

証明書の名前】を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

Excelデジタル証明書の作成画面
※日本語名も可

SelfCert成功】が表示されたら、デジタル署名の作成は完了です。「OK」ボタンをクリックしましょう。

Excelデジタル証明書の成功画面
【SelfCert成功】が表示されるとOK

R1C1切り替えマクロ(アドイン)の作成

STEP
新規Excel起動し、[Alt] + [F11]でVBEを呼び出す

挿入」>「標準モジュール」をクリックします。

Microsoft Visual Basic for Applicationsウィンドウ
Microsoft Visual Basic for Applicationsウィンドウ
STEP
ソースをコピペする
Public Sub col_view_ch()

    If Application.ReferenceStyle = xlA1 Then
        ' A1 式だった場合は、R1C1式へ
        Application.ReferenceStyle = xlR1C1
        
    Else
        ' R1C1 式だった場合は、A1式へ
        Application.ReferenceStyle = xlA1
        
    End If

End Sub

上記のソースをVBEの標準モジュールにそのままコピペしてください。

Microsoft Visual Basic for Applications 標準モジュール編集の様子
Microsoft Visual Basic for Applications 標準モジュール編集の様子
STEP
作成したマクロにデジタル署名を割り当てる

ツール」>「デジタル署名」をクリックして下さい。

Microsoft Visual Basic for Applicationsウィンドウ
Microsoft Visual Basic for Applicationsウィンドウ

デジタル署名】が表示されるので、「選択」ボタンをクリックします。

デジタル署名 選択画面
デジタル署名 選択画面

先ほど作成した証明書の発行者[nojoworks]になっていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

Windowsセキュリティ 証明書の発行者確認画面
Windowsセキュリティ 証明書の発行者確認画面

さらに証明書名を確認し、「OK」ボタンをクリックします。

デジタル署名 確認画面
デジタル署名 確認画面

ここまで完了したら、 Microsoft Visual Basic for Applicationsは右上×ボタンで閉じてください。

STEP
作成したマクロ(アドイン)を保存する

[Ctrl]+[S]キーで名前を付けて保存ウィンドウを表示させ、ファイルの種類でExcelアドイン(*.xlam)を選択>ファイル名を入力>「保存」ボタンをクリックして下さい。

ファイルの種類にアドイン(*.xlam)を指定することによって、C:\(PC上のあなたのユーザ名)\user\AppData\Roaming\Microsoft\AddInsに保存されます。

Excel 名前を付けて保存(*xlam)
Excel 名前を付けて保存(*xlam)
STEP
新規Excelをマクロ有効ブック形式にして保存する

残った新規Excelも Excelマクロ有効ブック(*.xlsm) にして保存しておきます(設定&動作確認用)。

このファイルの保存場所はどこでも構いません。

Excel 名前を付けて保存(*xlsm)
Excel 名前を付けて保存(*xlsm)

保存したら、この*xlsmファイルから、Excelのオプション画面を開いておいてください

※おさらいExcelオプションの出し方:[Alt]→[T]→[O]キーを順番に押して表示

Excelオプションでアドイン反映

Excelオプションでデジタル署名に関する設定を行った後、アドインファイル設定やクイックツールバーへの追加を行います。

トラストセンターの設定

STEP
トラストセンター

トラストセンターの設定」ボタンをクリックする

Excelオプション トラストセンターの設定
Excelオプション トラストセンターの設定
STEP
マクロの設定

デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする】のチェックON

Excelオプション トラストセンター > マクロの設定
Excelオプション トラストセンター > マクロの設定
STEP
アドイン

アプリケーションアドインに対し、信頼できる発行元の署名を必須にする】 のチェックON

 Excelオプション トラストセンター > アドイン
Excelオプション トラストセンター > アドイン
STEP
信頼できる場所

新しい場所の追加」ボタン>【Microsoft OFficeの信頼できる場所】を開く

Excelオプション トラストセンター > 信頼できる場所
Excelオプション トラストセンター > 信頼できる場所
信頼できる場所 > アドインパスの設定
信頼できる場所 > アドインパスの設定

パス部分には、アドインを保管したフォルダのパスをコピペし、「OK」ボタンをクリックします。パスのコピペについてやり方がわからない場合は、下図を参照してください。

C:\(PC上のあなたのユーザ名)\user\AppData\Roaming\Microsoft\AddInフォルダ
C:\(PC上のあなたのユーザ名)\user\AppData\Roaming\Microsoft\AddInフォルダ

以上でトラストセンターに関する設定は完了です。

アドイン|クイックツールバーの設定

STEP
アドイン

管理(A):Excelアドイン横の「設定」ボタンをクリックします。

Excelオプション アドイン設定
Excelオプション アドイン設定
STEP
有効なアドイン

Col_View_ChにチェックON>「OK」ボタンをクリックする

Excelオプション アドイン > 有効なアドイン
Excelオプション アドイン > 有効なアドイン
STEP
クイックアクセスツールバー

コマンドの選択>マクロを指定します

<区切り>欄、【xlam!】付きのアドインを選択>「追加」>「OK」ボタンで確定する

 Excelオプション クイックアクセスツールバー設定
Excelオプション クイックアクセスツールバー設定

Excelのマクロ動作設定

残ったExcel(xlsmファイル)にセキュリティの警告が表示されます。まだコンテンツの有効化ボタンはクリックしちゃダメです。

コンテンツの有効化をしてしまうと、この先の設定が二度とお目にかかれません。

一部のアクティブコンテンツが無効にされました。クリックすると詳細が表示されます】部分をクリックして下さい。

Excel セキュリティの警告
Excel セキュリティの警告
つい「コンテンツの有効化」ボタンを押してしまいました。。。

残念ですが、ここまで作成した2つのファイル(*.xlsm,*.xlam)を削除し、最初からやり直してください。。。

デジタル署名の設定とか面倒だよ。。。

ですよね。ほかのExcelファイルでこのアドインを使わないのあれば、デジタル署名なしでもいけますよ。

情報】に誘導されますので「コンテンツの有効化」>「詳細オプション」をクリックします。

Excel コンテンツの有効化 > 詳細オプション
Excel コンテンツの有効化 > 詳細オプション

「この発行元から発行されたコードをすべて有効にする」チェックON>「OK」ボタンをクリックして下さい。

Microsoft Officeセキュリティオプション
Microsoft Officeセキュリティオプション

Excelのクイックアクセスツールバーにアイコンが表示されるようになります。ボタンを何度かクリックし、R1C1形式とA1形式の表示切替を確認しましょう。

クイックアクセスツールバーにボタンが追加された様子
クイックアクセスツールバーにボタンが追加された様子
nojo

新しいExcelファイルも開いてみて下さい。そこにもクイックアクセスツールバーにボタンができているのが確認できると思います。これで今後が超楽になりますよ~。

以上で設定は完了です。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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